プロポーズ…は無し

この度、6年ぶりに結婚することになったわけですが、よくある、プロポーズがあったわけではありません。

付き合って1年経つ少し前に、私の誕生日がありましたが、その時にも特になし。1年の記念日にも、特になし。絶対に結婚・再婚したいという思いがあったわけではありませんが、軽く沈みました。しかし、まあ、無理からするものでもないしな、名字変えるのもモヤるし、と特に深く気にはせず、結婚どうするの！と話したりもしませんでした。

ところが、その後すぐ、私に外部機関への人事交流の話が出てきました。正直なところ、今の職場は今のところ、居心地がよく、このタイミングでの異動は勘弁してほしいという思いがあり、打診されたものの断りたかったわけです。しかし個人的な思いだけでは断りづらいのもあり、そこで、結婚することになった、環境が変わることによって当面私生活が落ち着かなくなるという家庭の事情系事実をもってすれば、仕事面での環境も今すぐ変えるのはやめたいと言う言い訳で断りやすいと思い立ったのです。

我ながら妙案と思ったものの、そもそも相手は結婚を考えてないですパターンもあるわけで、聞くのはなかなか勇気がいりましたが、外部への異動の話が出ていることを相手に伝え、今後どうするつもりか聞いてみました。結果、これからも一緒にいたいし結婚も考えていたところだということだったので、晴れて私の案は実現することとなったのでした。どうも婚約指輪の箱を開けてプロポーズしたかった（するものだというイメージだった）模様で、その準備もできていないから先延ばしになっていたようです。ただ、私は男性のセンスを全く信用していません。なので婚約指輪を男性に勝手に選ばれるのは嫌だったので、ある意味助かりました。

さて、当初の思惑通り人事交流は断り、結婚の話も進むことになったのでした。また、正式なプロポーズはあらためて行ってくれることになりました。